オカタジンジャ 神社コード
岡太神社 6302022/本務
所在地 663-8124
西宮市小松南町2-2-8
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電話番号 0798-47-6613(岡太神社)
HP
通称名 岡司宮
例祭日 10月11日
例祭の
通称
交通公共 阪神本線・阪神武庫川線「武庫川駅」より北西へ300m
交通・車 旧国道武庫川橋から西へ300m。交差点西南角。
駐車場 あり(台)
主祭神 天御中主大神  アメノミナカヌシノオオカミ
配祀神 高皇産靈神 素盞嗚神 稲田姫神 大己貴神 蘇民將來                 
【タカミムスビノカミ スサノオノカミ イナダヒメノカミ オオナムチノカミ ソミンショウライ                 】
祭記事
 一時上(いっときじょうろう)を奉献し、五穀豊穣の感謝報賽と攘災招福を祈願する。

 (旧慣)10月9日と11日に一時上揩ニ称する旧例あり。村上天皇天慶9年(946)より行われたる由、祭祀組織の北と南の当は、旧暦9月7日より準備を整えて潔斎し、9日早朝、糯の蒸飯と酒、栗を供し、同日夕、酒、柿を献す。

 次て11日、報賽として、うるちの穂、酒、もち、柿、栗、柚(ゆず)、柘榴(ざくろ)と紅白両色の紙かざりを奉供し、同日夕、北と南の当屋は神前にて神酒と柿、栗、芋(さといも)の豆醤煮を拝戴す。此神事は明治の改暦後、9月の斎行を10月に改め、当の講社は地域の有志と保存会を結成して奉仕す。(西宮市指定無形民俗文化財)
由 緒
 岡司神社(おかしじんじゃ)古記に大倭高市郡岡邑(おおやまとたけちこおりおかむら)の司(つかさ)、岡司氏、故有りて摂州武庫郡廣田郷に移居し、宇多天皇寛平5年(893)この地に来りて田畑を開き耕作せるに度々(しばしば)暴風雨、洪水、高潮等ありて五穀熟せず、同9年(897)一度廣田郷に帰復す。

 一日 高隈ヶ原(たかくまがはら)に至り廣田社前に憩いて一睡せるに1人の老翁出現して曰く「汝 武庫の濱にて耕作すと雖(いえど)も五穀稔らさるは是 天の二十八宿の行度不順なる故也。汝 彼地に至りて開闢神(かいびゃくしん)を祈り星宿に祈請せは其憂(うれい)なき也」と。夢醒(さ)め廣田の大神の託宣と気づき感奮して再度この地に来り、開闢神と星宿に祈願して遂に五穀豊穣なるを得たり。茲に於て此地を濱村と名付け、延喜元年(901) 天御中主大神と廣田の大神五座を祀る神殿を構へたり。由って時俗 岡司宮(おかしのみや)と呼称す。と誌せり。

 合祀神五座は元、上の宮と称して当社の北に当る人家の間にありしも明治8年本殿に合わせ祀りしものなり。

 平成12年、本殿改築。
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