参拝者の皆様へ

「うちで拝もう」

神社は古来より、その時代に流行る疫病や自然現象による災害など、所謂『災厄』を祓い、沈静祈願をし、人々の気持ちを救い癒して参りました。
私達、神職の使命は、日々地域に住まわれる氏子や神社の崇敬者の皆様の平穏を願う「祈り」であり、新型コロナウィルス感染症が流行している現在、感染防止のための対応策を取りつつも、只管にこの事態が一日も早く収束に向かい、元の生活に戻るよう、日々社頭で祈り続けております。おそらく参拝されている皆様も同じ気持ちだと思います。
緊急事態宣言の発出により、不要不急の外出を自粛するよう要請されている現在、感染の可能性を危惧し、神社にお参りできないもどかしさを感じていらっしゃる方もおられます。
お出かけが難しい時期だからこそ、心静かにご自宅の神棚に手を合わせることで、お祀りされている神社の御神札を通して、神社に行けなくとも神様をお参りすることができます。また、神社のお守りを身につけることで神様に守られているという思いを共有することもできます。
事態が収束して落ち着いたならば、また神社にお礼参りに行くこともできます。
毎日、神社にお参りに行けない今だからこそ、おうちでできる祈りを捧げてみてはいかがでしょうか。
#うちで拝もう

イラスト ©JINJAHONCHO

兵庫県神社庁
〒650-0015
神戸市中央区多聞通3-1-1
TEL 078-341-1145
FAX 078-371-6015
Copyright (C) 2008 兵庫県神社庁 All Right Reserved, 記事・写真の無断転載を禁じます。