タカミネジンジャ 神社コード
高嶺神社 6321083/本務
所在地 678-1241
赤穂郡上郡町山野里2745
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電話番号 0791-52-6464(高嶺神社)
HP http://www.takamine.or.jp/
通称名 天王さん
例祭日 4月第2日曜日
例祭の
通称
春祭り(御田植祭・穂揃い祭)
交通公共 JR山陽本線「上郡駅」より徒歩、またはタクシーにて西へ1100m
交通・車 国道2号線有年交差点を北上、R373号あゆみ橋交差点を西へ、山野里交差点を南へ、上郡ピュアランド前を通り抜け山頂へ。
駐車場 あり(台)
主祭神 須佐之男命  スサノオノミコト
配祀神 足名稚命 手名椎命 櫛名田比売命                   
【アシナヅチノミコト テナヅチノミコト クシイナダヒメノミコト                   】
祭記事
 御田植え祭は、かつて例大祭の1週間前の4月3日に斎行されていたが、現在は例大祭の前時刻に斎行される。町指定文化財の神事である。小学1年生になる男女の子供が、田男・早乙女に扮し、神前の仮田で田植えの諸作業を行う。花笠や衣装を着けた姿は大変可愛いく、りりしい。

 それに続いて行われるのが例大祭であり、穂揃い祭で、これも町指定の特殊神事である。三色の菊の作り花に稲穂をさし、百膳の早稲、中稲、晩稲の膳が並び、豊作の様子を表す予祝の行事である。

 秋の大祭は神幸式で平安期に始まる古社地への御旅で神輿・杼・獅子をはじめ500人程が参加して行われる。
由 緒
 当社は平安時代の中頃天禄3年(972)9月23日勅命(天皇の命令)をもって祀られたのです。それは、当時この地方(播磨国)に流行病がはやり、手立てもなく死に至る人々は数知れないという状況が続いていたある時、毎夜毎夜天から光が降下し、又有明山(元祭祀関係地)から光が立ち上り、それらが相競うように明るさを放っていた。人々は不思議がり、貴さ、有り難さを感じる人々は利益を受け、侮った人々は災いを受けた。やがて光りは『神田柳田森』に着いた。

 この不思議な現象を国司は朝廷に届け、天皇が調べさせたところ「天竺摩詞陀国の牛頭天王(須佐之男命)が当地の鎮守として鎮まれた。邪気を払い、民草を救わんとする兆しである。」との御託宣を得て、天皇が当地に祀らしめた。それからは、蔓延していた流行病は治まり、人々は正常の生活に戻ることができたのです。そして、勅願所として祭祀が行われたのですが、やがて柳田森から高峯山の山頂へ遷され『高峯山牛頭天王』と称し祀られるようになりました。
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