ナギハチマンジンジャ 神社コード
梛八幡神社 6318034/本務
所在地 679-4116
たつの市神岡町沢田38
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電話番号 0791-65-1529(みつぼし)
HP
通称名
例祭日 10月20日
例祭の
通称
交通公共 JR姫新線「東觜崎駅」より南東へ1600m
交通・車 山陽自動車道「姫路IC」から国道29号を北上、3km先の県道新宮追分線を1.5km西進、南へ800m山側
駐車場 あり(2ヶ所80台)
主祭神 足仲彦命  タルナカヒコノミコト
配祀神 品陀和気命 息長足姫命                    
【ホンダワケノミコト オキナガタラシヒメノミコト                    】
祭記事
 梛八幡神社に伝わる獅子舞は古くから神事とされ、獅子組当番組も確立し、300年来一度の中断もなく毎年10月の御例祭に奉納されています。

 獅子舞は2人の獅子使いが獅子頭に付けたユタンという胴衣を被って、ささら、扇、薙刀、斧等を持った童子とともに笛、太鼓、拍子木の囃しに合わせて、様々な所作をしながら舞踏するもので、可憐、優雅、勇壮なもの、ユーモラスで曲芸的なものなど多彩であります。

 なかでも「継獅子」は獅子も童子も人の肩の上に乗り、立ち上がってアクロバット的な演技をするもので、「梛の継獅子」として特に有名です。

 これら伝統と情趣ある舞技は郷土芸能として県重要無形文化財に指定されています。
由 緒
 当梛八幡神社の創立は不詳でありますが、和銅6年(713)に編された「播磨風土記」をはじめ「播磨国式内外神社記」「峰相記」「播磨名所巡覧図絵」等に当社のことが記載されており、神社名も那祇八幡宮、那祇山八幡大菩薩、上岡明神那祇八幡宮として古くから広く里人等の信仰も篤く、明治7年(1874)梛八幡神社として郷社に列せられ、神岡郷幣帛供進の神社とされました。

 伝えによると神功皇后、三韓より凱旋の砌、北方に紫雲たなびき、霊香漂うを感ぜられ、道主命に尋ねしめ、何処からともなく獅子が現れ道案内をして榊の樹が繁茂している梛山に案内する。霊香はここより発しており、神を祀ったと云われております。

 また貞和年間(1340年代)成立の「峰相記」には、天平宝字7年新羅の軍船当国に攻め入り、家島、高嶋に陣を取り、国司藤原朝臣貞国、追討の命を承け出陣に当たり梛八幡社等5社6寺に異賊調伏を祈願し、永く幣帛を献じ篤く崇敬されたという。

 その後代々の領主をはじめ近郷近在広く衆庶に播州那岐の宮、上岡獅子舞の宮として崇められ、親しまれて、日々常に里人と共に存る御社であります。
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