オオトシジンジャ 神社コード
大年神社 6316158/兼務
所在地 672-8004
姫路市継689
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電話番号 079-245-2536(麻生八幡社)
HP
通称名 大年さん
例祭日 例祭なし
例祭の
通称
交通公共 姫路駅より市バス「見野バス停」下車徒歩15分
交通・車 車で行けない所
駐車場 なし
主祭神 大年神  オオトシノカミ
配祀神                      
【                     】
祭記事
祭礼は行っていない。
由 緒
 当社の鎮座地は、糸引平野北方の船橋山が南に延びている南面の中腹に位置する。今は雑木や竹が生い繁り、眺望が利かなくなっているが、以前は眼下一望の下に前の野が見渡せた。この辺りは、古くから継荘として知られているが、もともと農業で成り立って来た地域である。農事の守り神である大年神を祀るには絶好の場所である。このすぐ下には継と奥山を結ぶ道が通じていて、これは近郷でも最古の道といわれているが、今は通る人もなく荒れ果て、当社社殿も倒壊寸前の状態にある。この社の東方近くに住吉神社があり、こちらも荒れた社ではあるが、今も祭事は行われている。麻生八幡社に伝わる縁起に「巽に住吉、西に大年の社あり」との記載があり、いずれも元は麻生八幡社の飛地末社であったらしい。

 幕末に当地方で知られた俳人の石田五芳が、晩年当社近くに「笠舎(かさやどり)」と名づけた庵を構えて住んだり、また彼が伝え持っていた芭蕉の遺品といわれる菅蓑の幾筋かを埋めて出来た「小蓑塚」も近くにあったという。また、鎮座地の小字名「大年山」はこの社に由来する。
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