ワカミヤハチマンジンジャ 神社コード
若宮八幡神社 6311142/兼務
所在地 673-1301
加東市黒谷275
  docomoはこちら。 auはこちら
電話番号 0795-47-0422(住吉神社)
HP
通称名
例祭日 10月第1日曜日
例祭の
通称
秋まつり
交通公共
交通・車 ◆中国自動車道「ひょうご東条IC信号」右折、次の信号も右折し道なりに進む。東条湖入口の「黒谷信号」すぐ
◆県道小野藍本線 天神→相野に向かって「黒谷信号」左手すぐ
駐車場 あり(10台)
主祭神 誉田別命  ホンダワケノミコト
配祀神 大歳大神 若王子大神 彦狹知命 素盞嗚命 少彦名命                 
【オホトシノオオカミ ワカオウジノオオカミ ヒコサシリノミコト スサノオノミコト スクナヒコナノミコト                 】
祭記事
8月16日夏祭り(柱まつり)

 神社から少し離れた大馬場先に組まれた『ヤマ』に午後10時、神職の手により御神前の燈明から松明に移された斎火が運ばれて火入れがされる。夜空を焦し勢いよく柱のごとく燃え上がる炎に村人はその年の秋の豊作を占う。お盆の8月16日に執り行われるところから、盆の送り火とも解釈されている。
 8月7日早朝、村人総出(現在は2班に分かれ1年交代とす)で神社の裏山から松を中心に雑木、竹を切り出し乾燥させる。16日の午前中に大馬場先に『ヤマ』を組む。その形は高さ8m程の1本の大木のごとく姿で、頂上に御幣を奉る。
 『マヤ』は歳神の依り代とされる。稲作にとって夏の難しい時期に神霊の力の強化、すなわち稲の順調な成育と秋の豊穣を祈り焚き上げる斎燈である。400年余り脈々と伝えられた神事である
由 緒
 創立は不詳。本殿内陣の板壁の墨書から室町時代末期の永禄7年(1564)に再建されたことは明らかである。

 一方、天正8年(1580)の三木城落城に際し家臣13名が守護神たる八幡大神を城中より遷し祀ったのが起源とも伝わるが、本殿再建の年代とほとんど同時期の為まことしやかに三木城落城と結びつけられたと考えられる。

 本殿は昭和43年解体修理。柿葺の屋根が正面に長く優雅な曲線を描く三間社流造りに、登桁軒唐破風造りの形式。また室町時代末期のすぐれた彫刻技法を随所に見ることができる。この様な建物は類例が少なく神社建築では貴重である。

 本殿 昭和37年6月21日
           国指定重要文化財
 明治7年(1874)2月村社に列せられた。
Copyright (C) 2008 兵庫県神社庁 All Right Reserved, 記事・写真の無断転載を禁じます。