トヨマルイナリジンジャ 神社コード
豊丸稲荷神社 6301294/兼務
所在地 651-2252
神戸市西区平野町福中字本丸222
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電話番号 078-961-4778(平野八幡神社)
HP
通称名 豊丸稲荷サン
例祭日 9月1日
例祭の
通称
交通公共 JR「明石駅」より神姫バス三木行、「環境西事業所前」・「向井バス停」下車西北西へ徒歩5分
交通・車
駐車場
主祭神 稚彦霊神  ワカヒコネノカミ
配祀神 稲倉魂神 保食神 年徳神                   
【ウカノミタマノカミ ウケモチノカミ トシトクノカミ                   】
祭記事
 祭礼は、2月初午祭と、9月1日に斎行する大年社の八朔祭である。どちらも、祭典後、近くの公会堂で折詰弁当にて直会をなす程度であるが、初午祭には、近年、近隣の会社から自発的にお供えが来るようになった。
由 緒
 当地区は、平成元年(1989)より実施している発掘調査で、弥生時代の竪穴住居を中心とする集落遺跡(玉津田中遺跡)の一角であることが判明した。

 本丸という小字名は、播州の豪族赤松氏の一族である間嶋彦太郎の、福中館城跡に係わるもので、その本丸を囲むように、玉屋敷・北垣内等の小字名があり、土塁・濠跡のある、戦国時代の地方武士の、貴重な居館構造として知られている。

 当社が、福中館城と係わっていたかは定かでないが、地元では、豊丸稲荷さんと親しみ呼んでいる。神社といっても、規模は小さく一般の邸内社程度であり、向って左側に豊丸稲荷、右側は、『神社明細書』では「椎彦霊神・年徳神」と記しているが、一般に大年社と呼んでいる。両社共に木造の覆屋を設けていたが、昭和25年(1950)のジェーン台風で倒壊したため、その後、セメントブロックで囲み、金属性屋根をのせている。稲荷社には赤鳥居が一基あるが、大年社にはない。両社の間に、覆屋もない小さな南にお地蔵さんを祀っているが、以前、田の中にあったものを移したという。
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