コノハナサクヤヒメジンジャ 神社コード
木花咲耶姫神社 6301289/兼務
所在地 651-2266
神戸市西区平野町印路字畑屋敷198
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電話番号 078-961-4778(平野八幡神社)
HP
通称名 乳女郎大明神
例祭日 9月7日
例祭の
通称
交通公共 JR「明石駅」から神姫バス印路行、印路経由西神中央駅行「印路バス停」下車北西へ徒歩3分
交通・車
駐車場
主祭神 木花咲耶姫命  コノハナサクヤヒメノミコト
配祀神                      
【                     】
祭記事
 神主が来ての祭典もなく、谷崎家が、正月に注連縄を替え、小餅等を供えている。
由 緒
 昭和21年(1946)の『神社明細書』には、「古老の言に依れば、文政天保年間頃(1818〜1844)には、乳貰神として非常なる参拝者ありと申伝へ、今尚ほ当神社の別名を乳女郎大明神と謂ひ、近郷よりの参拝者あり」と記されている。

 当社の本山は、富士山麓の木花咲耶姫命を祀っている神社とされ、もともと印路地区の有馬家の守護神として祀られていたが、明治22年、有馬家長女が谷崎家に嫁いだ際に、神社も預け、それ以来今日に至るまで、谷崎家が神社を維持管理している。

 境内には、明治時代の石灯籠と手水鉢がある。昭和35年(1960)に、印路地区の人々の寄付により、現在の流れ造の本殿と拝殿を建て替え、さらに昭和60年(1985)に、周囲のブロック塀を谷崎家が改築した。

 今は参詣者は全くないが、母乳を授ける神様として信仰され、昭和45年頃までは、「奉祈乳女郎大明神守護所」の神礼と、拳程の丸い石1個と、さらに、御飯と一緒に炊いて食べてもらう「乳女郎社御洗米」と表書きした洗い米等を、授与していた。願いが叶ったら、お礼として、丸い石を倍の2個にして返却してもらっていたという。
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