ミヌメジンジャ 神社コード
敏馬神社 6301022/本務
所在地 657-0845
神戸市灘区岩屋中町4-1-8
  docomoはこちら。 auはこちら
電話番号 078-861-2091(敏馬神社)
HP
通称名
例祭日 10月体育の日前日
例祭の
通称
交通公共 ◆阪神電鉄「岩屋駅」から南へ100m徒歩5分
◆JR「灘駅」から南へ300m徒歩10分
交通・車 国道2号線沿い。阪神高速「摩耶IC」の西200m
駐車場 あり(5台)
主祭神 素盞嗚命  スサノオノミコト
配祀神 天照皇大神 熊野産大神 稲倉魂神                   
【アマテラシマススメオオカミ クマノニマスオオカミ ウカノミタマノカミ                   】
祭記事
由 緒
 『摂津風土記』逸文に、「美奴売とは神の名なり。神功皇后が新羅へ出兵の時、神前松原で神集いをされた。その時、能勢の美奴売山の神様が参られ、『吾が山の杉の木で船を造りて行かれるならば幸いあり』と御教示され、大勝利を収められた。帰還の節、この地で船が動かなくなり、再び占い問うと、『神の御心なり』と御教示された。故に、美奴売の神様をこの地にお祀りし船も献上した」と記される。神功皇后摂政元年(201)の創建。

 社殿は、かつて「敏馬の崎」と呼ばれた高台にあり、東側は大和時代頃より「敏馬の泊」という神戸最初の港で、遣隋唐使も立ち寄ったという。『万葉集』には「敏馬」を詠んだ和歌が九首。境内には柿本人麿・田辺福麿の歌碑があり、万葉ゆかりの神社としても有名である。

 古来より公家諸大名庶民の信仰篤く、多数の奉納品が現存するが、特に江戸時代の「樽廻船絵馬」は美術的価値の高いもので、神戸市指定有形民俗文化財。

 寛政年間建立の本殿は昭和20年(1945)戦災で焼失、同27年(1952)改築された社殿は、阪神淡路大震災で倒壊したが、復元修復をなした。
Copyright (C) 2008 兵庫県神社庁 All Right Reserved, 記事・写真の無断転載を禁じます。