ユヅルハジンジャ 神社コード
弓弦羽神社 6301002/本務
所在地 658-0048
神戸市東灘区御影郡家2-9-27
  docomoはこちら。 auはこちら
電話番号 078-851-2800(弓弦羽神社)
HP http://www.yuzuruha-jinja.jp
通称名
例祭日 5月3日、10月15日
例祭の
通称
5月3日(だんじり祭)、10月15日(神幸祭)
交通公共 ◆阪急電鉄神戸線「御影駅」より南東へ250m徒歩5分
◆JR「住吉駅」より北西へ900m徒歩10分
◆阪神電鉄「御影駅」より北へ徒歩15分
交通・車 山手幹線山側 国道2号線東灘警察を北へ
駐車場 あり(台)
主祭神 伊邪奈美尊・速玉男命・事解男命  イザナミノミコト・ハヤタマノオノミコト・コトサカオノミコト
配祀神 天照皇大神 素佐男尊                    
【アマテラシマススメオオカミ スサノオノミコト                    】
祭記事
 5月3日の春季大祭にあわせ 3日4日と氏子8地区の"だんじり"が町内を巡行する。
 特に4日の午前10時より神社境内に8基の"だんじり"が次々と宮入し、自慢の練込み
を行い、境内はお目当ての"だんじり"を見ようと観客で埋まる。

 秋は、10月15日が日曜日に当たる年は、「神幸祭」として当番の氏子地区の奉仕により御鳳輦のお渡りがあり、御鳳輦行列の前・後には"だんじり"お供をし、稚児行列も含めて500m以上の長さとなる。15日が日曜に当たる年は7年に1度しかないので、近年は、稚児の参加希望に答える為に、間の3〜4年毎に15日の前の日曜日に日を変えて神幸祭を奉仕している。
由 緒
 社伝によると、「往古、神功皇后、三韓より御凱陣の時、忍熊王が反乱したのを知り、皇后自らこの地に弓矢甲冑を納め、熊野大神を奉斎し祈念した。恒武帝の御宇、延暦年間(8世紀末)弓弦羽ノ森を神領地と定め、嘉祥2年(849)正月14日神祠を造営し遷座した。この時、熊野別当慶覚『摂津国灘浦遊鶴羽之峯権現ノ故事当官文庫ニ記録アリ云々』と祝文を贈る」とある。

 亀山帝の御宇、文永2年(1265)諸国に荘園を設けて郡司を置いた際、此の里にも郡司を置きたる由来により此の里を郡家という。

 此の地は古くより栄えた処で、郡家・御影・平野の三村の総氏神としてかなりの社勢を誇っていたようである。更に江戸時代後半になると、氏子地域の酒造業や廻船業が力をつけ、社殿の造営を度々行なった。文化9年(1812)には、知恩院宮より「御撫物」を賜り、御安全長久の御祈願所となった。

 境内は約8千平方メートルで樹齢数百年を越す楠・椋・松等が生い茂り、重厚な本殿・拝殿と相まって、都会の中とは思えないほど、清々しい気持ちにさせてくれる。
Copyright (C) 2008 兵庫県神社庁 All Right Reserved, 記事・写真の無断転載を禁じます。